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平成マシンガンズ [ 三並夏 ]のレビューは!?
40代 男性さん
◆静岡県出身の15歳の中学生が文藝賞を受賞した話題作。予約してあったのが昨日届いたので早速読んだ。 喧嘩と仲直りの規則的な羅列が句点も読点もなくノンストップでただつらつらと続いていくような、そういうお付き合いだった。 冒頭部分である。内容通り、句読点が少ない文章。 こういう文章は読むほうも大変だが、書くほうも相当の精神的エネルギーを必要とする。 ◆「お付き合い」とは中学でのクラスメイトとのお付き合いを指すのだろうが、 読み進めていくうちに自分自身との「付き合い」の意味合いも出てくる。 さらに家族との関係が明らかになる。 「いじめはなぜ起こるのか」について、中学生の視点に立った非常に明解な解釈が展開される部分もあり、 なるほどなぁ、こんなふうに感じているのか、と感心させられることが多かった。 同年代の若者よりもむしろ我々「おとな」に訴えてくる内容である。 ◆タイトルの「マシンガン」は主人公「あたし」の夢に出てくる死神のような人物が持っているマシンガン。 「これで誰でもいいから撃ってみろ」と手渡されたマシンガンを、夢の中の「あたし」は手当たり次第に撃ってみる。 特にある人物を多く撃つと「死神」はそれを叱る。 「殺したいと思うやつを特別に撃たず、みんなと同じだけ撃て」と言う。 「マシンガンズ」の「ズ」は複数形だが、 こういうマシンガンを誰でも心に持っている、ということなのかと思う。 ◆最終章は4ページ。ちょっとあっけない幕切れのようだが、 「あたし」の中の死神はきっと毎週夢に出てきてマシンガンを渡してくれるのだろう。
年齢不詳さん
新聞に掲載されていたこの本に関する記事を読んで購入しました。史上最年少15歳による第42回文藝賞受賞作。若いが故の勢いともろさが、作者のいう『虐めの構造』に通じるような気がして切ない。読後は*番外books*にて紹介します。
30代 男性さん
届いてから一ヶ月、忘れかけていてやっと読みました。(^_^;)
年齢不詳さん
流行ものですが 便利な世の中になりました ネットでパパット買えるのです
30代 男性さん
おもろいの一言
年齢不詳さん
これを15歳で書けるのはやっぱり凄い。最後が私には少し物足りなかった・・・